■考える芸術' カテゴリー

「わからない」と言えますか  むらさき

某美術大学の某教授が、ある抽象造形作品を観て
「わからんな」
とはっきり仰ったことに些か驚愕致しました。
この方がそのような方だということは存じておりましたが、今更ながらに。
「わからんな」
と申し…

「なに流」作法  むらさき

二流、三流の芸術家という方々が、とても難しくてあらせられる。
ここでニとか三という言葉を使うのには、ただ単に芸術性のレベルを段階状に分けているわけではない。
私がここで述べたい方々とは、
1. 作品…

「意図されたものとされないもの」 伊藤寛明

都市部で生活していると、身のまわりを「意図されたもの」に囲われていることに、たまに息苦しくなってくることがある。街中を歩いていても、あらゆるところに設計者やデザイナーの意図を感じ、モノの納まりに「へー…

日常にもっとアートを。 よいち

昨日、当ギャラリーの展覧会会場にお越しになったお客様 Tさんと、ひときわ大きな油彩の抽象画を前に、しばらく話し込んだ。
Tさんは、展覧会のたびに足を運ぶのを楽しみにして下さる常連さんのおひとり。そし…

素の自分を掴み取れ よいち

陽が陰ると、しんしんと冷える空気に思わず、足踏みをする。信号待ちの歩道で、伝統的ともいえる寒さへの反応。
それでは物足りなくなったか冷え込みで理性が吹っ飛んだのか、ある秋の夕暮れに、ピンヒールの靴の…

批評を考える 村松恒平

「美術の世界」というものがあるとすると、僕はその隅っこのほうにいるアウトサイダーだといえる。
その隅っこのアウトサイダーから眺めていても、美術の世界は狭いなあ、ということが実感されてきた。そもそも美…

「金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか? 芸術という例外的経済」2007/6/6のシンポジウム・レポート 村松恒平

「金と芸術」は、いま芸術に関わる人々にとって、関心の高いテーマだろう。リクエストもあったので、このシンポジウムで語られたことについて、ホットなうちに簡単に概観しよう。
ただ有用な情報であっても、あまり…

能を初めて見てぶっ飛んだ! 『薪能・野守』  村松恒平

昨日は、誘われて深大寺で薪能、野守を見てきました。これは境内の本堂の正面に舞台を特設して行われます。ほとんど宣伝していませんが、数百人の人が座って見物していました。無料です。
狂言は見たことがあります…

建築の美しさ 伊藤寛明

学校を出て設計事務所で働き始めた頃、建築家協会という団体が主催したとある勉強会に参加した。その後に懇親会があり、早大教授の穂積先生がニコニコしながら会場をプラプラ歩いていたので思いきって話しかけてみ…

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