Art Project Studies  アートプロジェクトって一体なんだろう?

Posted on 6月 1, 2009

アーティストとして参加 in sapporo来場者(観客)としての参加 in niigataサポートスタッフとしての参加 in yamaguchi「Art Project Studies」プレスリリース 
アートプロジェクトって一体なんだろう? 参加者の立場から作ったアートプロジェクトについての展覧会。
~作品展示 ドキュメント報告 トークイベント~

この度は私たちが開催する展覧会「Art Project Studies」のお知らせをしたく投稿させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

「Art Project Studies」とは、
現在全国に100カ所以上あり地域市民とアーティストによって作られる通常のアートの展覧会ではない
”アートプロジェクト”を学ぶために企画しました。
この展覧会は東京芸術大学中村政人研究室修士2年が企画・運営を行っています。
わたしたちは、制作を勉強しアーティストを志すものですが、今回アートプロジェクトを通して芸術を学ぶために、
アートプロジェクトの参加者(サポートスタッフ、来場者、参加アーティスト)の役割を分担し
「アートプロジェクトとは一体何なのか」ということを考えます。
一見わかりにくく、どのような仕組みなのかが見えづらいアートプロジェクトを
初めての人でも上級者の人でも楽しめる展覧会を行いたいと思います。

◇展示内容◇

◆Art Project File
全国のアートプロジェクト一覧 表や、私たちの体験レポートを 公開します。
参加者、来場者からアートプロジェクトはどのように見えているのか?アートプロジェクト主催者の方、必見です!
また2008年から全国のアート プロジェクトのチラシやDMな ど東京では入手困難な情報満載 です。

◆Art Project Document 09
アートプロジェクトに関わるさまざまな人のインタビューによって作られる映像作品
アートプロジェクトのこれまでの流れや、地域においてどのようなことが背景となり、人々はアートプロジェクトに行うのでしょうか?
インタビュー対象者(あいうえお順)
○アサダワタル氏大阪 築港ARC代表 ○雨森信氏 NPO法人 remo 理事
○加藤種男氏 アサヒビール芸術文化財団事務局長  ○木ノ下智恵子氏 大阪大学コミュニケーションデザイン センター特任講師
○芹沢高志氏 都市・地域計画家  ○中西美穂氏 NPO 大阪アーツアポリア代表
○中村政人氏 アーティスト コマンドN代表    ○田中佐和子氏 越後妻有ボランティアスタッフ
○橋本敏子氏 生活環境文化研究所/文化農場代表取締役  ○原久子氏 フリーアートプロデューサー       
○原田真千子氏  秋吉台国際芸術村企画主任
など他多数予定。

◆たった一人の アートプロジェクト!
東京神田の街KANDA DA内で3 週間という短い期間内に、これ までアートプロジェクトを学ん だことを生かし、たった一人で
アートプロジェクトを作ること を試みます。

◆アートプロジェクトショー
北海道徳島の2ヶ所で参加したアートプロジェクトの 滞在先で制作した作品をKANDADAで新 たに展開します。

展覧会名称: ArtProject Studies (アートプロジェクトスタディース)
開催日時 : 2009年6月27日(土)~7月11日(土)
会場   : プロジェクトスペースKANDADA
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-9 精興社1F tel 03-3518-6176 fax 03-3518-6177
参加料  : 200 円
主催 :  東京芸術大学中村政人研究室  協力:  アーティストイニシアティブ コマンドN
企画/運営: 東京芸術大学中村政人研究室修士2年 栗原良彰 國盛麻衣佳 ズミスロブスカ・アンナ・アリチャ 三輪まり子
■関連イベント
□連動企画アートプロジェクトレクチャー
「アートプロジェクトに参加すること」ゲスト   : 開発好明氏
日時  6月25日( 木)16:30~18:00 
会場  茨城県取手市小文間5000番地(事務室) 東京芸術大学取手校地専門教育棟1F
■Art Project Studies  企画/運営 メンバー紹介
□トークイベント
タイトル 「アートプロジェクトってこれからどうなるの?」 ゲスト :  未定
日時  現在日程を調整中。 18:30~21:00 参加料 200円 (※飲食は別になります。) 
会場 プロジェクトスペースKANDADA

つきましては、本展の告知活動に是非ご協力賜りますよう、ご案内申し上げます。

■本展に関する問い合わせ
東京芸術大学中村政人研究室
広報担当・三輪まり子 
    tel 090-1474-6630  E-mail artprojectkenbunroku@gmail.com
事務所  〒101-0054
    東京都千代田区神田錦町3-9 精興社1F(プロジェクトスペース内)
     tel 03-3518-6176 fax 03-3518-6177 
blog: http://artprojectkenbunroku.m-lab.org/
1月から5月にかけて、私たちが参加したアートプロジェクトでの活動報告をメインとしたブログです。
6月に予定する私たち研究室が開催するアートプロジェクトについての展覧会の詳細を記載しています。

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おすすめスタッフ  よいち

Posted on 6月 12, 2008

結婚は二人だけのものじゃない、わよね。
今日は空も明るく気持ちのいい風が木々をゆらめかし、ギャラリーにものんびりとした空気が流れていました。

さて、常連の方がいらしてにっこり笑顔を交わし。常ならば作品の話をひとしきりしてお帰りになるのですが。
その方はアマチュアながらかなり占いをなさる方で、当たるか当たらないかは追跡調査なぞしていませんけれどもとても「ドンピシャリ」という話し方をなさるのです。占いの重さはその話し方の持つ力によるように思います。
カウンセリング代わりに占い師のところに通うという人がいるのもわかります。

この方に私の個人的な話をするのは初めてでしたが、それで今日、初めて私を「みて」もらいました。
なんと私は再来年結婚するそうです。
私からもあまりあらいざらい話したわけではないので、確信率もそこそこだと念を押されましたが、由来は私の顔相と家の間取りと生まれ年です。
結婚はしたいが自分の一番やりたいことのベクトルとうまいこと混ぜられないので、まずしばらく先だろうくらいにしか思っていませんでしたが、リアルな数字を出されると気圧されますね。

そして、その話を聞いて一番に思い浮かんだのが、私の勤めているギャラリーのオーナーが喜ぶ顔でした。私の両親が浮かんだのはその10秒後。
「オーナーは喜んでくれるでしょうね」
と話したら、お客様は強くうなづきました。少し考える顔をして、再びうなづきました。

それから仰ったのが
「あなたは結婚したらやわらかくなるわよ」
「えっ……私、固いですか?言葉遣いでしょうか?態度が?」
「いえ、オーラが固いのよ」
オーラですか。
でも、なんとなくわかる気がするのです。固いということは。
以前のスタッフさんは還暦くらいの女性ですが、その方が交代されたことをいささか名残惜しそうにしていらっしゃるのは40歳以上くらいの女性のお客様。
次第に、人には言えないような本心や持論を楽しげに話すようになった(らしい)のは、同じ年代でも愛好家・作家の男性の方です。生真面目そうな笑顔が逆に話しやすいのでしょう。
最近では、乗るタクシーごとに運転手さんも以前の3割増しくらいで、社会問題や経済のことをお喋りするようになりました。夜間でなくてもです。

私がもしやわらかい雰囲気、オーラと呼んでも構いませんが、そういうものを身につけたら、ギャラリーももっとやわらかくて居心地良くなるだろうな。そしたらもっと如才なくお客様がくつろげるようにできるだろうな。気軽にお越しいただけるだろうな…
何よりそれが欲しいと思いました。

いかがですか、こんな献身的な運営スタッフは?

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スウィートな手紙 Colleen – Hauschka  高橋キンタロー

Posted on 1月 31, 2008

hauschka.jpg

Colleen – Hauschka/コリーン-ハウシュカ
1/28ドイツ文化会館ホール
http://www.windbell.info/evnt_clnhaus.html

ヴィオラ・ダ・ガンバというチェロに似た古楽器を操るColleen
/コリーン(低音域を広げるために弦が7本ある!)クラシッ
クと現代音楽の狭間を彷徨いながら、その音楽は可憐で新鮮、
慎ましいようで贅沢。ミキシングを多用したエレクトロニカな
アルバムもあるけどこの日は静かに抑えられた新譜からの展開
中心、生の楽器の振動が直接肌に伝わる。
http://jp.youtube.com/watch?v=_ctVdz5ooFk&feature=related

ジョン・ケージが始めたといわれる「プリペアード・ピアノ」
を演奏するHauschka/ハウシュカ。
(プリペアード・ピアノとは、ピアノの弦に木、金属、ゴムな
どを挟んだり載せたりすることでその音色を打楽器的な響きや
金属的な音、ノイズなどにしてしまうことらしい)
演奏中いくつかのキーを弾くと音がこもったりかすれたり、あ
るいは打楽器や弦楽器のようになる。つまり一本の美しい線が
途中でかすれたりにじんだりするようなもので、最初は耳障り
な雑音まじりの音楽のように聴こえるが、その音を見つけなが
ら即興的に組み立てていくうちに(ピアノに手をつっこんで弦
を直接はじくことさえある)複雑で饒舌な音楽に変わっていく
。アルバムを聴くとたくさんの楽器をミキシングして作られた
ようにしか聴こえないが、つまりはピアノひとつ、一度の演奏
で録音されていることになる、すごい。
覚醒とやすらぎが同時にやってくる感じ。難しくもないしポッ
プでさえある。ぼくは深く入り込んでしまうのだけど、聞き手
ひとりひとりに違う聴こえ方がありそうだ。
http://jp.youtube.com/watch?v=pJVEWYRM6eg

クラシックや現代音楽、環境系からたどりついた人、ポップ、
エレクトロニカからやってきた世代、ぼくのようにパンクの脈
絡からたどりついた人間などが入り交じったささやかで美しい
ひととき(画像は終演後に思わず舞台に上がってピアノを覗き
込む観客達)

コリーンのアルバムのライナーに書かれた一文から主催者の富
田さんがコンサートを実現させることになった思いが伝わりま
す。ビジネスとは違う音楽の世界が(地味で人知れず、でも最
高な)あることを知ってほしいので転載します↓
———————————————————————-
2006年2月のある日、コリーンが日本にやって来て、ブリジッ
ト・セイント・ジョンと一緒にツアーをしている情景を夢に見
た。2枚目のアルバム「the golden morning breaks」は聴くご
とに特別な作品となっていくのを感じていたけれども、彼女に
メッセージを送るようなことはしていなかった。これはいい機
会かもしれないと思い、こんな夢を見たのだけど、ブリジット
との日本ツアーに興味はありますか?と書いたメッセージを午
前中に書き、送ってみた。今、読み返すとツアーに関する具体
的なことや自分のことなども充分には書かれていない、無視さ
れても仕方がないものだったが、その日の夕方、彼女から返事
があった。「どうやら私たちは同じ夢を共有しているようね」
と書かれた一文で始まる長文で、!マークだらけのそれはそれ
はスウィートな手紙だった。もう後戻りはできないと思わせる
に充分なものだった。<後略>

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アイスダンスの楽しみ 2  林みず枝

Posted on 6月 12, 2007

前回ご紹介したバーチュ&モイアの「悲しきワルツ(シベリウス)」は、10代という年齢の清々しさと、その若さにしたら驚異的な技術による奇跡的な演技だったけれど、アイスダンスは本来大人の競技だ。メダリストの平均年齢が、フィギュアスケートの中でも高い。
アイスダンスは得点を稼げるジャンプのような大技がない分、競技キャリアを重ねることで、ジャッジもチームとしての評価を少しずつ上げていく慎重なところがある。バーチュ&モイアも、別に今が旬ということでなく、これからが楽しみな若手の一組なのだ。

大人の演技といえば、3月の世界選手権ではこれ。デュブレイユ&ローゾン。
Etta Jamesの歌声に合わせて、パーティ帰り(だと思う)のカップルがまるで会話をしているかのように絡み合う、一見力の抜けたアイスショー用のようなプログラム。これが試合であることを観客に忘れさせてしまうような、洒脱な演技だ。
Marie-France Dubreuil and Patrice Lauzon
フリーダンス「At Last(Etta James)」
http://www.youtube.com/watch?v=z63AX2PAQ1w
この二人は私生活でも結婚するらしいですが、氷上でもいい感じですね。
大人の演技というと、妙にセクシーだったり、テーマが大層な感じだったりする傾向にある中、このデュブレイユ&ローゾンが銀メダリストであって、金メダルを取れなかったことは個人的に少し残念。チャンピオンは流行を作るから、その先が見たかったのです。

ちなみに今年の世界選手権のチャンピオンはこの方々。デンコワ&スタビスキー。もちろんこちらもすばらしいです。七つの大罪とか言われてもそんな大層な、なんて思っちゃうのは私の日本人としての限界です。
http://www.youtube.com/watch?v=VnswKb3z24c

ところで、世界選手権での表彰式。金メダリストを祝福に来たデュブレイユさん(女性)を、金メダルの表彰台にいたスタビスキーさんは抱き上げて、金メダルの表彰台に上げちゃいました。日本ではフジテレビもjsportsも放映しなかったので、生観戦していた人たちだけが目撃できた、ちょっとうるっとくるエピソードだったかもしれません。

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アイスダンスの楽しみ 林みず枝

Posted on 5月 25, 2007

アイスダンス。
間違いなくスポーツの1ジャンルであるのに、これほどスポーツっぽくない競技もめずらしい。
男女シングルのジャンプやスピンのように、アイスダンスにもリフトやツイズルやステップシークエンスといった必須要素がある。しかし、ダンスの場合、演技の中に技術を感じさせないほうが洗練させて見えるし、実際に上位はそんなチームばかり。
しかし、これだけフィギュアスケートブームであっても、アイスダンス好きは少数派。それは、テレビで放映されることが少ないから。日本に男女シングルのようなメダル圏内のアイスダンス選手がいればまた違ってくるのだろうけれども、それにはまだまだ時間がかかりそう。
よって、日本にアイスダンスファンが増えていくかどうかは未知数だ。
今のうちに見ておくと通っぽくていいかもしれませんよ。
どう見ていいのかわからないという人もいましょうが、ここは氷上のダンスとして、心をダンサーたちにゆだねて素直に見るのが楽しいと思う。ドラマチックだったり、おしゃれだったり、セクシーだったり。上位チームは、尊敬すべきすばらしいアーティストばかりですから。

さて、今年私がいちばん好きだったプログラムはこれ。
3月に東京で行われた世界選手権で6位に入ったTessa VIRTUE / Scott MOIR(テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア)。
なんだメダリストじゃないのかとあなどるなかれ。
彼らは17歳と19歳。昨シーズンには世界ジュニア選手権のチャンピオンだった。
20代後半の選手も多く、経験で得点を積み重ねていくところがあるアイスダンスの世界で、ジュニア上がりの10代の選手がいきなり翌年シニアの世界選手権で入賞するというのは、驚異的なことなのだ。
このプログラムも、試合を重ねるたびに技術を上げ、洗練されていっている。
世界選手権の現地では、この演技に観客が釘付けになり、メダル争いの一つ前のグループだというのにたいへんな拍手喝采だった。今度の世界選手権で、私がこれほど心を動かされたプログラムはなかった。

Tessa VIRTUE / Scott MOIR フリーダンス「悲しきワルツ(シベリウス)」
もともと劇音楽として作られたこの曲にはストーリーがある。
「死の床にある主人公の母親のもとに死神がやってくる。母親は夢の中で若き日の姿の少女になり、死神を初恋のボーイフレンドか若き日の夫かと思い込んでワルツを踊り、微笑みながら息絶える。」
http://www.youtube.com/watch?v=wGbj0dc87wM
いかがでしょう。情景が見えますか?

—-
今年3月のフィギュアスケート選手権(東京体育館)には4日間通い詰めました。一生のうちですてきな思い出を3つ上げろと言われたら、これが入っちゃいますね。今のとこ。夢のようだったなあ。

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