【左のポケット】その29「空を飛ぶ初夢」 長島義明

Posted on 1月 5, 2008

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正月も5日目になると連日のおせちとお酒に体がなれ、ふにゃふにゃになってしまいます。なまけものの僕などはこのまま正月がずーと一年中続けば幸せなのにな〜。などと思ってしまうのです。
 酒浸りの寝床で見る夢はどこかふわふわした夢で思い出そうとしてもはっきりしません。体から魂が浮遊して見た事も無い場所を漂っていたようです。
皆さんはどのような初夢を見ましたか?

空を飛ぶ夢を見られた方も居るのじゃないでしょうか。

この古い写真は僕のコレクションの一枚です。撮影されたのは1893年。
空を飛ぶ夢を実現した世界で最初に空を飛んだ男、オットー、リリエンタール
(ドイツ人)の写真です。夢を実現する無謀も、ここまでくると歴史に名を残します、もっとも何回目かの飛行中、失速して墜落、ついに死んでしまいますが。ライト兄弟が初飛行に成功するより10年も前の事でした。
動力が付いてないので飛行機というよりグライダーの原型に近い物でしょう。
実は日本人で彼より100年も前に空をとんだ男がいたようです。
江戸時代の表具やで浮田幸吉と云う男が竹でつくった骨組みに和紙をはり、その翼で橋の上から飛び、60Mほど飛行に成功したのです。

 初夢で空を飛んで墜落しても怪我をする心配もありません。
今夜あたり初夢で空高く飛んでみてはいかがでしょうか。
下界のちまちました悩みごとなど塵かゴミの様に感じられると思いますよ。
僕も今夜はもう少しお酒を飲んで、そんな初夢をみる事とします。
では、皆様も壮大な初夢をどうぞ。  おやすみなさい。

Filed Under 【左のポケット】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2008/1/5 at 10:59:57
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