通りすがりに(COSMIC WONDER) 高橋キンタロー
Posted on 11月 26, 2007
南青山の裏通り。
真っ白に塗られたビルの壁にシンプルなロゴと入り口らしき開
口部、でもがらんとした空間があるだけで中には石がひとつぽ
つんと置いてある。駐車場のようだけど車は入れない。
空間の奥の開口部には植え込み。これだけではまったく何だか
わからない。
中に入り奥の植え込みを覗くと、一旦ビルを抜けるように人ひ
とり分の踏み石が敷いてある。いいのかな?と思いながら踏み
入って回り込むと真っ白な空間の入り口があり、思い切ってド
アを開けると誰もいない美術館の一室のような空間に白やステ
ンレスの大小の箱。壁に数点の写真作品。ますますわからない
・・・入ってしまっていいの?
やっと出て来た人にここはショップなのかギャラリーなのかと
聞くと、どちらでもあるという。彼が真っ白な壁の一部を引き
開けると中に洋服が並んでいた。
大小の箱も注意深く見ると前面が開くようになっていてシンプ
ルなカットソーやパンプスなどが入っている。コットン中心の
デザインされているけどシンプルなファッションがいい感じ。
といってもプライスタグもついていないから気に入ったふり
して値段を聞くしかない。いや、ふりじゃないけど(笑)
ぼくはその名前に気付いたいたからズンズン入っていったけど
それでもかなり戸惑う。申し分のない空間にコンセプチャルな
作品と商品展示、高級で入りにくい店はあってもこんな入りに
くい「ショップ」ははじめてだ。通りすがりの人が中まで入っ
ていく可能性はゼロに近い。
最近見たデザイン・イベントは収益を無視出来ない企業のスタ
ンスを感じてしまい刺激を覚えなかったが、こんなところで美
術の領域に踏み込むアパレル・コンセプトに出会う。
意識を着る。そんな時期が自分にあったとは思ってないしファ
ッションの行方もわからないが、何かがはじまろうとしている
と思わせる場所。
このCOSMIC WONDER、今現代美術館で開催中の
Space for your future展<http://www.sfyf.jp/>に参加してる。
ショップ同様コンテンツが見つけにくいウェブサイト
<http://www.cosmicwonder.com/>
もかっこいい。
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