芸術日記// 美しい… 村松恒平
Posted on 8月 2, 2007
昨日は、「京都五山 禅の文化展」へ。
地味ぃ。禅僧は意外に字が下手くそである。
こんなヘタな字と坊主の肖像ばかりをありがたそうに展示されてもしょうがない。
仏像には、国宝とかいいものもあるが。せっかく禅なのだから、十牛図とか、もっと行に使う図案なんかを見せてくれないのか。レストランで言ったら<まかない飯>みたいなのにおいしいのが隠されている気がする。
解説も地道なばかりでエピソードもなく、ちっとも面白くない。
禅が面白いのはエピソードと公案や行でしょう。
この機会に仏教の本質を広めようという姿勢は寺のほうに皆無だね。
そんなことをしなくても観光客で儲かっているから十分なのだろう。
ないものねだりをしても仕方ない。京都でも格式の高い寺を相手にするのは難しそうだ。キュレーターさんもさぞたいへんだったでしょう。……などということばかり考える。
その後。
高橋キンタローが会心のプロデュースという「志水児玉展」へ。伊藤寛明さんが【DRAGON ART】でも紹介済みなので、細かいことは省くが冷房の利いた部屋でしばし瞑想に近い時間。
宇宙の生成もこのようなものであるかもしれない、などと、純粋なイメージと戯れる。
その後。
同ビル2階の森岡書店で。
予定外に唐突に出会いました。
佐藤貢の作品。
いろいろな人に紹介したく、僕としては珍しく写真を撮りました。
これ大好き。
美を貫く純粋な原理。
この世のものならぬ明澄な光。
野蛮にして、はかないものたち。
見るべし。8月25日まで。
森岡書店
http://www.moriokashoten.com/?mode=cate&cbid=161270&csid=0
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