安斎肇『 PORTRAITS − 父ポートレーター、僕イラストレーター 』展案内 村松恒平

Posted on 7月 11, 2007

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安斎肇さんのお父上が、肖像画家であるのを知ったのはは、単行本「なす」の編集をしたときである。そのウェスターン風の肖像画表紙を書いたのがお父上である。

この「なす」は安斎さん、しりあがり寿さん、なんきんさんの3人が芝居をやったときのプログラム的なアート本で、安斎さん、なんきんさんという二大〆切ブレーカーを抱えながら、演劇初日に間に合ったのは、編集者として誇るところである。
表紙も中味も、じつに贅沢で洒落ているが、本自体はあまり売れなかったと聞く。
2点目の写真は本に収録されている舞台のアイデアスケッチ風イラストで、安斎さんの作品の中でも僕がいちばん好きなものである。

今回、肖像画家のお父上と、安斎さんのコラボ展があると聞いて、さっそく行ってきた(小さな展覧会だ。中味は行ってのお楽しみにしておこう。ちなみにお父上は展覧会は初めてだそうである。肖像画家の作品は、依頼者に収蔵されて、表に現れることがない)。

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美しいホワイトキューブのギャラリーは、茅場町からすぐの川沿いの、古い情緒のあるビルの中にある。静謐なたたずまいは、最初、入るのにちょっと勇気がいるかもしれないけれども、入ってしまえば、そこは安斎親子ワールドだ。

この建物自体が楽しい。

次に、もし美術書好きなら、森岡書店に寄るべし。海外の古い美術関係書を中心にした静かな雰囲気の書店だ。とてもいい空気が流れている。

そして、立ち疲れたら、一階のwall streetで、川面を眺めながらキミは注ぎ立てのギネスを1パイント飲みたまえ。

そして、腹が減ったら、川の向こう側の鳥料理『鳥珍』で鍋をつつこう。これが意外にリーズナブル。幸福これに過ぎたるはなし。
ぜひアーティスティックなデートに採用されたし。

安斎肇『 PORTRAITS − 父ポートレーター、僕イラストレーター − 』
イラストレーター安斎肇誕生の秘密をさぐる!!??
7月9日(月)〜7月21日(土)
11:30−19:00(日祭休廊/土曜日16:30まで)
茅場町レクトヴァーソギャラリー
〒103−0025 東京都中央区日本橋茅場町2−17−13 イノウエ第2ビル401
Tel:03−5641−8546

★日比谷線/東西線 茅場町駅下車2〜3分
「東改札」を出て3番出口より地上に(前方にウツミ屋証券の看板、スターバックスなど)
そのまま直進し、霊岸橋手前を右折。駐輪場となりのビル4Fです。

Filed Under 展覧会

★著者: 村松 恒平
★自己紹介:村松恒平 1954年東京生まれ。【DRAGON ART CREATOR'S REVIEW】編集人。編集者、ライター、芸術家。著書に『プロ編集者による 文章上達スクール』シリーズ(メタブレーン)など。面白いプロジェクトや、お仕事募集中!
★記事データ:掲載日 2007/7/11 at 23:12:21
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