【左のポケット】その14「見猿、言わ猿、聞か猿」 長島義明

Posted on 7月 10, 2007

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ロシア、ハバロフスクの公園に見猿、言わ猿、聞か猿の置物があった。三猿の事は日本と中国の格言でその他の国にはない物と思っていたがそうではないらしい。三猿は世間で生きる処世術と思えばロシアにあってもおかしくはない。
日本では近年、この見猿、言わ猿、聞か猿が増えた、どんな不正がニュースに流れようと聞き流し、怒る事もしない。自分に関わることだけ自己主張するが,それ以外は我関せずである。そんな中、政治家,官僚、企業に巣くう悪はやり放題である。平和と云えばこれほど平和で呑気な国は少ない、無関心が結局、市民に大きくはね返ってくるのだが、その時は手遅れだ。誰か「よく見る猿」「発言する猿」「よく聞く猿」の三猿の置物を造り、デパートで売らないかな。
写真、文ー長島義明

Filed Under 【左のポケット】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/7/10 at 11:53:09
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