【思考する目】21「ひねくれもの」 長島義明
Posted on 6月 7, 2007
アメリカ西海岸にポイントロボスと云う所がある。そこはちょっとした半島になっていて、一年中塩をふくんだ強風が太平洋から吹いている。そのため多くの樹木は真っすぐに育たない。しかし、ぐねぐねとひねくれた木はなんだか、不思議な魅力をもって、見るものに迫ってくる。もちろん、太く大きく育った杉や檜をみると雄大ですばらしく思うのだが、数のすくないひねくれ者の木の姿はどこか人間に似ていて面白い。アーチストや職人の中に時々見かける、ひねくれ者を思い出すのです。世間にどのように思われようと知った事か、おれは俺の道を行く。別に世のため人の為に役立とうとは思わない。人間の皆が皆、そうであるなら困りもするが、たまに見かける分には面白い。そう云えば、最近、見応えのあるひねくれ者が居なくなりましたね。
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