【思考する目】21「ひねくれもの」 長島義明

Posted on 6月 7, 2007

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アメリカ西海岸にポイントロボスと云う所がある。そこはちょっとした半島になっていて、一年中塩をふくんだ強風が太平洋から吹いている。そのため多くの樹木は真っすぐに育たない。しかし、ぐねぐねとひねくれた木はなんだか、不思議な魅力をもって、見るものに迫ってくる。もちろん、太く大きく育った杉や檜をみると雄大ですばらしく思うのだが、数のすくないひねくれ者の木の姿はどこか人間に似ていて面白い。アーチストや職人の中に時々見かける、ひねくれ者を思い出すのです。世間にどのように思われようと知った事か、おれは俺の道を行く。別に世のため人の為に役立とうとは思わない。人間の皆が皆、そうであるなら困りもするが、たまに見かける分には面白い。そう云えば、最近、見応えのあるひねくれ者が居なくなりましたね。

Filed Under 【思考する目】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/6/7 at 12:55:11
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