【左のポケット】その6「魅惑のカニ」 長島義明

Posted on 6月 7, 2007

昨日、ロシア、カムチャッカ沖で日本の漁船が違法操業の疑いでロシアの国境警備艇に拿捕されましたな。昨年も丁度今頃、北方四島のあたりで日本の漁船が操業していて、つかまり、その内のひとりが銃で射たれなくなりました。なぜ、拿捕される危険を犯して日本の漁船はロシアの海にいくのやろ。そう思ていたところ、誘われましたんや。サハリンより北の、シャンタール島へ。北緯40度、日本人が一度も行った事の無い無人島。美人の案内つき。断る理由はない。行って来ました。アムール川の河口の町、イワノフスクから20人程乗れる大型ヘリコプターをチャーターしてさらに北へ一時間。そこから、やはり、チャーターした船に乗り、12時間。ロシア人でさえ、解放されたのは3年前。海の孤島。周りの海はオルカ、クジラ、オットセイが棲息し、魚の宝庫。少し海に潜れば、花咲ガニの取り放題。タラバガニももちろん、シャケも多い。日本の漁船が違法操業を承知の上で北方の海に行くのがわかる。とれとれのカニを焼きガニにして食べました。満足した所で美人の通訳におねがいした。「あのー、あんたの裸と花咲ガニを写真に撮りたいのやけど」「いいわよ」
その結果がこの写真。カニはよけいだったかな。
僕を招待したロシア人は思ったやろな、「へんな、日本人」「誰や、あんな日本人つれてきたのは!」
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Filed Under 【左のポケット】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/6/7 at 12:54:50
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