【思考する目】20 長島義明

Posted on 6月 3, 2007

1989年6月4日に起きた北京の天安門事件から18年になります。毛沢東の肖像画が掲げられる天安門の前の広場で民主化を求めるデモ隊とそれを排除しょうとする軍、警察が衝突して多くの犠牲者が出て事件となったのが天安門です。
僕は中国が大好きでその国の歴史、文化、芸術、小説に興味があり、度々、中国を訪れています。写真展も北京、上海でしたことがあります。北京政府のイベントで世界の写真家を招待する中にも2度招かれました。初めて中国を訪れたのは1975年、柳の綿毛が北京の町に舞い、黄砂がふる春5月でした。まだ毛沢東が健在だったころです。車は政府関係者のもので、人民は全て自転車しか持てない時代でした。服装も全て人民服です。

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それ以後の中国は急激に変化していきます。今日の経済発展など誰が予想できたでしょうか。多くの人口をかかえる中国にとって共産主義は都合のいい政治形態なのでしょう。今でも多くの問題を抱えている国ですが、僕はまちがいなく、これからも変化し続ける国だと思います。歴史は評価するのに長い時間を必要とします。天安門事件18年目と云う日に、これからの中国に思いを寄せてみる事は無駄ではないと思います。

Filed Under 【思考する目】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/6/3 at 14:57:55
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