【思考する目】3 長島義明

Posted on 5月 14, 2007

人間の誕生

人間の誕生を見つめる時、その神秘的な瞬間は感動なしには語れない。これから始まる人間の物語。それは誰もが経験し、こうして母親の体内から生まれる事から始まる。概念では分りながら、僕もまたこの瞬間に立ち会う事がなかったら、深く人間を見つめようとは思わなかったに違いない。人間の誕生は母親の意思ではなくて自然界の意思である。と云う明確な確認をこの時に認識した。人間はある時期、性に目覚め、異性を意識するようになり、性交するが、その目的は新たな命の誕生である。それは他の動物となんら変わる事がない。自然界が与えた種の存続の力である。
「人間の誕生」 と云う、シンプルで誰もが経験して来た事実を僕は一枚の写真でここに提示する。

ここから始めよう。なぜ人は愛を持つのか、なぜ人は苦しむのか、なぜ人は憎むのか、なぜ人は美を求めるのか、なぜ人は戦争するのか、なぜ人は一人では生きられないのか、なぜ人は死んで行くのか、ーーーーーー などを。

Filed Under 【思考する目】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/5/14 at 1:14:19
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