【思考する目】2 長島義明

Posted on 5月 12, 2007

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思考する目(1)で乗せている写真はこのテーマを象徴する為の物で、言わば看板です。これから公開していく写真が本で云えば、その内容になります。初めに見て頂く写真は 「山を見る老夫婦 」 です。この写真は僕の写真集 「One World One People 」 のラストページに使用した写真ですが、ここでは最初に見て頂きます。
僕は世界を旅してさまざまな出会いを経験し、多くの写真を撮って来ました、それは今も続いていますが 、この 「山を見る老夫婦 」の写真を撮った時に自分が生涯かけてする仕事を決めたのです。「 あらゆる国家、人種、宗教に関わらず人間的体験は普遍性を持つ 」 と云うメッセージを示す為に。
人は誕生した瞬間に死と云う運命が決められています。全ての生き物がそうです。年老い、自分の歩んで来た道を振り返る時、どうでしょうか。どのような道を歩いて来たでしょうか。イバラのような苦しい道だったでしょうか。それとも美しい花が咲く楽しい道だったでしょうか。その事を語る人は妻であっても良いし、恋人であつても良い、子供でも良いし、見ず知らない人でも良い。聞いて欲しいと思う。いや、聞かなくとも、そばに誰かいて欲しいと思う。

Filed Under 【思考する目】

★著者: 長島義明
★自己紹介:日本及び世界の人々、風景を40年以上撮り続けるフリーの写真家。著書にアメリカで出版された「One World One People」 「One World One Child」、「阪神大震災」、がある。 写真展「平和だった頃のアフガニスタン」は日本各地で30回以上開催。アメリカ美術雑誌協会最優秀賞受賞
★記事データ:掲載日 2007/5/12 at 14:14:42
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